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便りがないのは…(3月13日) [08風に吹かれて(3月分)]

便りがないのは、
昔と今では、意味合いが違うらしい。

昔は、便りがないは、
すなわち問題はない。元気でいる。
そんな意味合いだった。

ところが、今はメール全盛期。
メールを送って、すぐに返答がないと、
なんだか、イヤな感じになる。

例えば、自分は無視されているのではないか、
または、メールに何か、いやなことを書いたのではないか。
そんな感じである。

確かに、パソコンと違って、
携帯のメールの場合、
相手がどこにいても、
何をしていても、相手まで確実に届く。

だから、その意味でのいい訳はきかない。
送ったほうは、自分のために、
返事をして当然と思う。

便りのない、この場合、返事のないのは、
元気なことなんて、論理はまったく通用しないのだ。

前にも書いたことがあるが、
今の人間は、とにかくつながりを、
必要以上に求める。
というか、そこに存在価値を見出そうとする。
自分自身の。

便利にはなったが、即物的と言うか、
情緒がなくなったような気もするのは、
ボクだけだろうか。

それにしても、日本人は便り、
文章の好きな国民であるには違いない。
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